「最遊記RELOAD BLAST」第4話のあらすじ・ネタバレ・感想~哪吒の悲しい瞳~ | VODの殿堂

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「最遊記RELOAD BLAST」第4話のあらすじ・ネタバレ・感想~哪吒の悲しい瞳~

   
 

タイトル:「最遊記RELOAD BLAST」第4話(全12話)
放送局:AT‐X他
放送期間:2017年7月5日から2017年9月20日
キャスト:玄奘三蔵/金蝉童子:関俊彦、孫悟空/悟空:保志総一朗、沙悟浄/捲簾大将:平田弘明、猪八戒/天蓬元師:石田彰、哪吒太子:幸田夏穂、観世音菩薩:五十嵐麗、紅孩児:草尾毅、独角兕:山野井仁など
閲覧したVOD:U-NEXT(2019年5月7日現在配信中)

ある村では少し前まで鳥葬という葬儀を行っていた。
その禿鷹の世話をしていた淀仁という妖怪は、土葬された遺体を掘り起こして禿鷹に食べさせていたのだ。
その淀仁が言っていた大切な人が死んだら、その魂はどこへいくのかと考えさせられた悟空。
悟空は、その人がどこへ帰ってもどんな形になっても俺の心の中にずっと生き続けると答えるのだった。
それでは「最遊記RELOAD BLAST」第4話のあらすじと感想をご紹介します。

『最遊記RELOAD BLAST 』配信先一覧
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U-NEXT
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Amazonプライム・ビデオ
※配信状況は2019年10月21日(月)時点のものです。

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あらすじ第4話 哪吒

言葉遣いが悪い観音さま

その昔、釈迦如来が天上より一点の経文を広げた、それにより有と無が生まれ、光と闇が生まれた。
生と死を分かつ混沌の大地がここに創生された。
如来は繁栄を願い、経文を五つにちぎり分け世界の行く末と共に下界の民へと委ねた。
それが天地開元経文である。

八戒は、そんな感じで勉強したと3人に解説する。
じゃあ、開元経文って元は1つだったのか、と質問する悟空に伝承者の自分もそこまでは教えられていないと言う三蔵。
多勢の妖怪に四方八方囲まれている状態で、解説されても…と訴える悟浄。
会話しながらも、妖怪と戦い、次々と妖怪を倒していく4人。
結局さっきの解説によると、お釈迦様は世界を作るだけ作っといて後は知らん顔したってことか、と聞く悟空。

天界
くしゃみを連発する観世音菩薩に、誰かに悪い噂をされているんじゃ?と二郎神がからかう。
500年もの間、椅子から動かない状態のままだった哪吒が行方不明になったと聞き、意識が戻って自分で動いたか、誰かに連れ去られたか…と考える観世音菩薩。

500年もの間椅子から動かないって、飲食もトイレもなしってことでしょうか?
それとも人造人間?機械かも、と思ったり。
観世音菩薩がこんなに妖艶なのも峰倉かずや先生ならではだと思いますね。

悟空と金蝉の出会い

<500年前>
観世音菩薩に、金蝉、付いてこい下界から面白いものが来ているらしい、と誘われついて行く金蝉童子。

両手を押さえられた少年が「離せー」っと喚いていた。
行者が、生まれつき金眼だと言い、古来から金眼は不吉とされているため観世音菩薩に、この子の処遇をどうすればよいか聞きたいから連れてきたと言う。

その時、その少年は金蝉の前に進み金蝉の髪の毛を触って、キラキラして太陽みたいと金色の目を輝かせて金蝉をまっすぐ見つめる。
金蝉は何かを感じ取り、一瞬動けなくなる。

金蝉の髪の毛を引っ張ってブチッと切れてしまう、何しやがるこの猿ぅ、とどこかで聞いたセリフ…
それを見ていた観世音菩薩は行者に、「この子、うちで預かるよ。甥の金蝉に一任する」と言ってのけるのだ。
当然、怒る金蝉だが、観世音菩薩は聞く耳持たない。

金蝉は少年の面倒をみるようになるが、いたずらばかりしていつも金蝉を怒らせている。
今日も金蝉の怒鳴り声が響く。
逃げ回る少年。
少年は、ふと自分の手足にはめられた枷を見て、重くないし冷たくもないけどじゃまだから外してほしいな~と考える。

そして、この部屋に隠れちゃえ、とドアを開けると自分と同い年くらいの少年がいた。
「誰だ?お前」と聞かれ「え?あれ?俺って…誰だっけ?」と考えている。
廊下で物音がして「いいから来い」と一緒に走り出す少年2人。
「お前も何か悪いことして逃げてるのか?と、金眼の少年が聞くと「いつも偉そうにしてる天帝が昼寝してたからひげを書いてやっただけさ」と言い、ゲラゲラ2人で笑う。

笑ったことで打ち解けた2人、「俺、哪吒、お前は?」と聞かれ、自分に名前がないことを哪吒に言う。
大人たちが自分のことを異端児とか金眼は不吉だとか話していたことも教える少年。
哪吒は、それってすごいじゃん、世界にお前の代わりはいないってことだろ?と言う。

「見つけましたよ、哪吒様」と世話人がくる、「わかったわかった」とついて行く哪吒。

「哪吒、また遊べる?」と悟空が声をかける、哪吒は満面の笑みで「おう、またな」と笑う。

500年前の悟空と金蝉、悟空と哪吒の出会いですね、金蝉は観世音菩薩の甥にあたり、その容貌は三蔵に似ています。
哪吒と悟空は2人ともこの頃は素直で明るい子供みたいですよね。
この話は、以前の最遊記にもあったので覚えています。
それにしても悟空の笑顔は、天使みたいですね。

命名“悟空”

金蝉に友達ができたと話し自分に名前をつけてほしいと頼むと…「悟空、悟空だ」と金蝉童子。
ここでこいつと同じ年頃のヤツって…まさか…と考える金蝉。

天蓬が訪ねてきて、名前が付いて嬉しい悟空は、さっそく「俺の名前は悟空って言うんだ、おじさんは?」と聞くと「お兄さんは天蓬です、天ちゃんって呼んで下さいね」「わーい、天ちゃんだー」と喜ぶ。

“悟空”目には見えない空を悟る…いい名前だ、という天蓬、白衣を着てメガネをして煙草を吸っている。
天蓬の軍に、捲簾というかなり腕のたつ大将がいるが、その捲簾は上層部に煙たがられているという話をする2人。

天帝に呼び出される哪吒。
「闘神哪吒太子、前へ」と言われ、天帝の前に出る哪吒。
哪吒様のお出ましだ、ガキの癖に闘神だとよ、何十倍もある化け物も一撃で仕留めるらしいぜ、なんせ鬼が宿ってるからな、などと噂している人たちを止める捲簾。
天帝に下界へ降りて牛魔王の討伐を命じられる、闘神哪吒。
(どうせあんたらにとって俺は殺人人形だろ)と考えながら「御意」と返事する哪吒。

捲簾と出会う悟空。

走っていた悟空を捕まえて、お前が天蓬が言っていた悟空か?と聞く捲簾。
天蓬という知っている人の名前を聞いて嬉しい悟空は、おじさん、天ちゃんと知り合いなのかと聞く。
“お兄さん”だと強調する捲簾、悟空を捕まえようとしている使用人に俺の隠し子だからと、連れて行く。
庭で悟空と話す捲簾、金蝉のところは別館なのになぜこんなところにいるのか聞くと、この前ここで哪吒に会ったと言う、友達なんだと。
哪吒は今、地上に降りていると言う捲簾、悟空を持ち上げ、お前むちゃくちゃ重いなと言うとこれがついてるからと手枷を見せる悟空。
1つ20キロはあるのにこんなもん着けてよく動けるな、と考える悟浄、いやそれよりこれをつけてないと危険ということなのか?と不思議に思う。

天蓬は、八戒そっくりですよね?
どういうつながりがあるのかは明かされていないようですが、天蓬の生まれ変わりが八戒なんだと思います。
そして悟浄は捲簾の生まれ変わりでしょう、そっくりですから。
悟空だけが500年生きていますから、そのまま悟空なんですけどね。

殺人人形の友達

その時、哪吒が牛魔王討伐から戻ってくるが…全身血だらけでかなりの深手を負っている。

「哪吒、大丈夫か?」と駆け寄る悟空に倒れ込む哪吒…

捲簾は天蓬に哪吒が深手を負って帰って来たことを報告する。
一緒に行った兵士が全員無傷だった、と…
天蓬は、「全て殺人人形に頼り切りですか…」と目を伏せる。

哪吒は夢の中で父、李塔天に、お前は戦うためだけに生まれた、お前が死んだって誰も悲しまない、と言われて「やめろーー」と叫んで目が覚める。
哪吒!と呼ばれて見ると悟空がいた。

哪吒は、こんなに自分の事を心配してくれる人に初めて出会った。
今まではただ討伐のたびに、天帝や父李塔天に呼ばれて出かける日々。
自分が率いる兵士でさえ、哪吒1人に戦わせ決着がつくまで隠れているのだ。
悟空に自分に会いに来たと言われ、目の前がパーッと明るくなった哪吒。

哪吒は、そっか…なぁ、ケガ治ったら俺が天界案内してやるよ。誰も知らない隠れ家やキイチゴの実があるとこに行こう、と言う。
悟空は喜び、うん、行く行く、と大乗り気で声を弾ませる。
そのまま、寝てしまう哪吒と悟空…金蝉がそっと見に来て「動物が2匹か…」とつぶやく。

天帝の生誕祭
李塔天が、いずれ天帝になるのは私だ…その次はお前だ、わかるな?と哪吒に言う。

(俺は時々、父上のこの目が嫌で嫌でたまらない)と思いながら「御意」と返事をする哪吒。

金蝉と一緒にきていた悟空はウロウロしていて金蝉とはぐれ、男たちに絡まれる。

それを助けてくれたのが天蓬と捲簾だった。
金蝉も来て、騒ぎを起こした責任を取り退席する、と言う。
天蓬は「いいんですか?俺ら勝手に騒ぎにしただけなんですが」と言うと、サボる口実ができてよかった、とクールな金蝉。

悟空の走る後ろ姿を目で追う哪吒…つづく

哪吒、可哀そうな少年です…実父にお前は、戦うためだけに生まれて来たなんて言われたらそんな悲しいことはないと思います。
しかもこの李塔天、自分が出世するために哪吒を牛魔王の討伐に行かせたり、大けがをして帰って来ても看病すらしないしね。
何かあったらお前が父を守れよ、と言っているみたいですよね。

まとめ

父親の出世のためだけに生まれてきたような哪吒。
母親も、こんな子生んだ覚えはないとか言ってましたが、じゃあ誰が生んだんだ?
李塔天が造った人造人間?感情があるから人間なのか…
どうしてこんなに父親を恐れて、言うことに従うんでしょうね。
そこが一番、気になるところです。
殺人人形だなんて…自由も楽しみもない時に現れたのが、悟空…一筋の光に見えたでしょうね。
でも、悟空を見つめる目が悲しそうで今後の出来事が予想できそうです。

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