「最遊記RELOAD BLAST」第2話のあらすじ・ネタバレ・感想~独角兕は優しい異母兄~ | VODの殿堂

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「最遊記RELOAD BLAST」第2話のあらすじ・ネタバレ・感想~独角兕は優しい異母兄~

   
 

タイトル:「最遊記RELOAD BLAST」第2話(全12話)
放送局:AT-X他
放送期間:2017年7月5日から2017年9月20日
キャスト:玄奘三蔵/金蝉童子:関俊彦、孫悟空/悟空:保志総一朗、沙悟浄/捲簾大将:平田弘明、猪八戒/天蓬元師:石田彰、哪吒太子:幸田夏穂、観世音菩薩:五十嵐麗、紅孩児:草尾毅、独角兕:山野井仁など
閲覧したVOD:U-NEXT(2019年5月7日現在配信中)

ある村人を助けて久しぶりに、お風呂に入った三蔵たち、きれいになって西への旅を続ける。
しかし、西へ近づくにつれ妖怪の出現率もあがってくる。
そして新たな敵か、謎の少女タルチエと賽太歳という青年が何やらもくろんでいるようす。
今回の三蔵一行には、どんなことが待っているのか…
「最遊記RELOAD BLAST」第2話のあらすじと感想をご紹介します。

『最遊記RELOAD BLAST 』配信先一覧
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U-NEXT
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Amazonプライム・ビデオ
※配信状況は2019年10月21日(月)時点のものです。

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あらすじ第2話 雲鏡

塩湖

牛小屋で野宿をしてジープで出発する三蔵たち。
悟浄は、それにしても見事に山ばっかりだな~と、退屈そうに言う。

八戒は、もうしばらくこの景色が続きますよと、言い苦笑いをする。
玉面公主による牛魔王の蘇生実験、その影響で出たマイナスの波動によって枯渇を広げる大地、妖怪たちの襲撃を恐れてこの辺りの村はどこも閉鎖的らしい。
三蔵は、生きて行くためにそうならざるを得なかったんだろうと、冷静な判断。
そんな真面目な話をしていると、悟空がいきなり「腹減ったー」と叫ぶ。

もうすぐ村があると八戒が言うが、途中、湖を見つけて水分補給でもしようと、立ち寄る三蔵たち。
まず一番に飲んでみた悟空がぶっはーと吹き出す。
続いて悟浄が人差し指を付けてなめてみて「しょっぺー」と舌を出す。
八戒も同じようになめて「これは塩湖ですね、それも極めて濃度が高い」と言い、これだけ濃いと何もしなくても体が浮くという話をしていると「お前たち人間か?」人間の男2人が鍬を持って構えている。
反対側から今度は妖怪が来て「見つけたぞ!お尋ね者の三蔵一行」と妖怪が十数人来て、三蔵は昇霊銃を撃ちまくり、悟空は如意棒で妖怪を叩きのめし、悟浄は錫月杖を振り回し、八戒は気孔術で妖怪を倒す。
それを見ていた人間の男たち、役に立つかもしれないと、三蔵たちを自分たちの村へ案内する。

お尋ね者って普通は悪いヤツに使う言葉ですが、妖怪にとったら正に三蔵たちが悪いヤツってことになるんですね。
中国には、何個か塩湖があるみたいですが、どこの塩湖でしょうか?
私も行って、体を浮かせてみたいです。

辺境の地

ここは、あの塩湖のおかげで塩の生産と流通で栄えてきたと言うが、最近は山から妖怪が降りてきて、売り物の塩を盗んだり運搬の馬車を襲われたりしているという。

三蔵たちが連れて行かれたところにいたのは、横柄な村長だった。
妖怪を退治してくれたら衣食住の世話をしてやってもいい、と言うが三蔵、悟浄、悟空は偉そうに言われてやる筋合いはない、と出ようとするが…
八戒は、すかさず「わかりました、お引き受けしましょう」とお辞儀をする。
三蔵、悟浄、悟空「はぁーーーー?!」
悟浄が怒って、てめー何を勝手にクレジットカードで買やーいいだろと言うのですが…

八戒曰く、そのカードがこの辺境の地では使えないと言うのだ。
手持ちの現金も底をつきかけているし、この先カードが使えるかどうかもわからない、この仕事を断るんなら、ご飯も煙草も我慢していただきますよ、と言われってしまい、がっかりする3人。

背に腹は代えられず、結局引き受けることに。

荷馬車が出るまで打ち合わせをする八戒以外は自由行動になり、悟浄は町へ出る。
煙草を吸っているおじいさんに「爺さん、この辺に煙草屋ねえか?」と聞く悟浄。
「煙草屋ならこの先にあるよ、これはここらで作ってる煙草だ、1本吸ってみるかね?」と言われもらう。

今回は悟浄が主役でしょうか?
観世音菩薩の命令で、西へ旅しているわけですから、それに伴う費用はクレジットカードで、ということのようですが、この時代にカードを使うってこと自体おもしろいですよね。

自由すぎる行動

悟空は、村の子供たちに交じって走り回る。

三蔵が部屋で寝ていると、少女が毛布を持って来てくれる。
三蔵の金冠を触ろうとする少女に「見るのはいいが触るなよ」と言う。

悟浄は煙草を調達し、「ハイライトじゃねぇが、まいっか」と火をつけてふかしていると、女が通る。
「いよ~いい女…」と見とれて煙草を落としてしまう悟浄。
塀の隙間に入り込んだ煙草を取ろうと腕を突っ込んで探っていると、女が「あのぅ、どうされました?」と聞いてくる。

「いや、煙草が…あ、何でもねぇから気にしないで行ってくれ」と言うが、煙草なら、うち煙草屋なんでありますけど、と悟浄が何をしているのか、どうしても気になる女。
腕が抜けなくなって、こんな姿カッコ悪いと思ったのか「わかった、後で行くから行ってくれ」と言う悟浄。
…でも何かお困りなのでは?と、全くその場から立ち去ろうとしないしつこい女。

悟空は子供の家に来て、おやつを食べていた。

「うめーーー!もう1個いいかな?」とおばさんに聞く悟空、「いいよ、うちの子たちは飽きてるからいくらでもお食べ」と言われ喜んで食べる。
悟空は、この子たち、みんなおばちゃんの子供なの?と饅頭を両手に持って食べている。
おばさんは、妖怪の襲撃で親を亡くした子供たちで、私が引き取って育ててるんだ、と悟空の食べる勢いに圧倒されながら言う。
子供が「お兄ちゃん、名前なんていうの?」と子供も悟空の食べっぷりに関心している。
悟空だ、と口にいっぱい饅頭をほおばりながら言う、と尊敬したように「悟空兄ちゃんかぁ」と目を輝かせる子供。

荷馬車の用意ができて三蔵たちを待っている八戒…「時間なのに戻って来ませんね」と引きつり笑いをしている。

吠登城
独角兕が、「玉面公主が呼んでるぞ」と紅孩児に言う。

紅孩児は、封印されたままの実母“羅刹女”を見ていた。
玉面公主から、ニィジェンイー(牛魔王蘇生実験に携わる科学者)が姿を消したと聞き、驚く紅孩児。
玉面公主は、あの男が戻るまで実験はとん挫することになる、あんた達もさっさと残りの経文を手に入れて来いと言われる。
紅孩児は、本当の目的は玄奘三蔵が所持する摩天経文をあやつることだ、賞金首にかけるくらいなら自分が奪ってくる、と言うのだが。
玉面公主は、何度もボロ負けして戻って来たくせにえらそうに言うな、的な態度をとられ紅孩児と独角兕は悔しがる。

この紅孩児と独角兕は、一応三蔵一行の敵なんですがそんなに悪いヤツではないんですよね。
紅孩児に至っては、西遊記では後に観世音菩薩の弟子になるらしいですから、心根はきっと優しい妖怪なんだと思います。

村長はケチだが…

待ちきれず出発する八戒「とうとうお連れさんたち来ませんでしたね」と荷馬車を動かす若者。
1人は想像つきますが…あとの2人は…まぁ僕1人でも何とかなりますから、と苦笑いする八戒。
「よろしくお願いします、塩はこの村を支える大切なものなんです」と言う若者、これまで何人もの村人が塩を運んでいて妖怪に殺されたと話す。

いきなり「止まって、ここで待っていて下さい」と若者に指示する八戒、前方に異変を感じ、崖を上がり妖怪が潜んでいるところ目がけて頭上から大きな石を落とす。
残りの妖怪を、得意技の気孔術で倒していく…しかし、妖怪の数はこの倍はいたはず…しまった、と荷馬車の方へ帰る八戒だが…

若者に襲いかかる妖怪たち…その妖怪に錫月杖が飛ぶ、「わ~りぃなぁ遅くなっちまって」と悟浄、悟空の如意棒が鋭く当たり妖怪をぶちのめす。
昇霊銃も間髪入れずに次々と妖怪を倒す、「おせぇんだよ、てめーら」と三蔵が言うと、てめーもだろーが、と怒る悟浄。
八戒は遅れてきた上にケンカを始める悟浄と三蔵に呆れ、全くもう…何をしてたんですか?とさっさと妖怪をやっつけろとばかりに、率先して妖怪を倒す。
それを見た悟浄や悟空も負けじと、残りの妖怪を片づける。

若者に襲いかかろうとした妖怪が若者の死角で見えず、荷馬車のタイヤを狙って撃つ三蔵、ひょろけた妖怪を仕留めるが、積んでいた塩が全部湖に落ちてしまう。

「あーーーーっ!」悟空が叫ぶ。
「あ~あ、やっちまったな、三蔵さまっ」と皮肉る悟浄。
三蔵も、あちゃーという顔をするが八戒が、ですが、彼の命には代えられませんよ、と若者を見つめる。

ふんぞり返った村長に、妖怪を倒しても肝心の塩を溶かしてしまったんじゃ話にならんな、報酬は払えないと言われる八戒。
渋々ジープに乗ってこの村を去る4人だが、その足元には村人からのもらい物でいっぱいだった。

悟浄は煙草、悟空は饅頭、三蔵は毛布、八戒は日用品、三蔵は悟浄から無理やり煙草を取り上げて吸っている。
八戒はバクバク饅頭を食べている悟空を見て、良かったですね、お饅頭いっぱいもらえて、と目を細める。

会計その他諸々を担当している八戒は、村の人達にこれだけいただいたら、もうしばらく餓死せずにすみそうだと、喜んでいる。
悟浄の独り言…ちょっとそこまで煙草でも買いにいくようなノリで、旅をしている……つづく

八戒が裏のボス?この愛すべき4人、八戒がいないと収拾がつかないでしょうね。
悟空と悟浄はすぐにケンカをするし、三蔵に至っては気が短く口癖は“殺すぞ”だし八戒がいなければ、天竺までとてもじゃないけど行けないと思います。

まとめ

紅孩児と独角兕出てきました。
独角兕は、悟浄の異母兄なんです。
敵としていながらも、弟の悟浄を気にかけている優しいお兄さんです。
悟浄が、自由行動の時に煙草屋の女と出会うのですが、塀の隙間から腕が抜けなくなってからの事が書かれていないのが、残念でした。
どうなったんでしょうねぇ?
帰りの車の中に煙草いっぱいもらっていたから、何かあったのかなぁ?と気になるところです。

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