17歳のとき、スカウトされたのをきっかけに芸能界入りし、2011年にミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビューを果たします。

「烈車戦隊トッキュウジャー」の主演に抜てきされたことで、人気に火がつき、ドラマや映画への出演が増えてきます。

最近の志尊さんは、変わった役どころや天然キャラ役などを演じて、役者として幅を広げています。

志尊さんはこれまでどのような作品に出演してきたのでしょうか？

志尊淳の経歴

志尊さんが芸能事務所に入ろうと思ったのは、街頭でスカウトを受ける機会が多かったからだそうです。

しかしハードルが高いと感じたことで、読者モデルから始めたのですが、モデル活動中に同年代の俳優たちと知り合ったことで、本格的に芸能界入りを目指すようになったのです。

そして芸能界入りを目指すために、ワタナベエンターテインメントの養成所であるワタナベエンターテインメントスクールに入学します。

その後ワタナベエンターテインメントに所属し、数々の作品に出演します。

2011年にワタナベエンターテイメントスクールを卒業すると、同年7月にD2に加入し、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの向日岳人役で俳優デビューしたのです。

本来、養成期間は1年間ででしたが、3ヶ月目の審査会で1位に選ばれたことで、スタッフの勧めにより『テニスの王子様』のオーディションを受けて合格します。

急遽俳優デビューすることになり、そのまま志尊さんはワタナベエンターテインメントへ所属することになり、ワタナベエンターテインメントにしてもレアなケースであったのです。

デビュー後には、2012年に舞台「タンブリングvol.3」、同年にドラマシリーズ「D×TOWN」の第3弾「ボクらが恋愛できない理由」や音楽バラエティ番組「東京エトワール音楽院」などを経てから、2014年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第38作「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演のトッキュウ１号／ライト役を演じたのです。

代表的な出演作品

烈車戦隊トッキュウジャー

ある日大勢の子供たちがシャドーラインという悪に支配された列車が子供たちをさらっていきます。

その中にライト（志尊淳）も含まれており、トッキュージャーと名乗る戦士に助けらるのです。

トッキュージャーはライトの幼なじみたちだったのですが、みんな記憶を失っていました。

志尊さんは、トッキュージャーの主役に抜擢され、それまで俳優として経験したことのない戦隊ヒーローを演じることになったのです。

そして、どんなに辛く、きつくて挫けそうになった時でも、志尊さん自身も役柄の前向きさに何度も助けられてきたそうです。

烈車戦隊トッキュウジャーには、ヒカリ / トッキュウ4号役として、横浜流星さんが出演しています。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

トドメの接吻

歌舞伎町のNo.1ホストの堂島旺太郎（山﨑賢人）が、偽りの愛で女性を夢中にさせて、金が尽きたらポイ捨てするクズ男。

実はある理由で大金が必要で、生活を切り詰め質素な暮らしを送っています。

あるクリスマスイブの日に、男子トイレに現れた真っ赤なルージュの不気味な女（門脇麦）に突然キスをされ、なんと命を落としてしまい、タイムループするのです。

それ以来、執拗に旺太郎の唇を狙うキス女に襲われる度、旺太郎は時間をループしてしまうようになっていまいます。

志尊さんは、以前も同じ店で働いていたこともある、旺太郎になつく可愛い後輩ホストの和馬かずまを演じており、裏があるようななかなり難しい役柄です。

そしてホスト役は初めての挑戦で、試行錯誤しながら役作りをしたそうです。

トドメの接吻には、金づるとして狙う美尊（新木優子）の義兄である尊氏役で、新田真剣佑さんが出演しています。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

携帯彼女+

アイドル好きの和也(志尊淳）が、スマートフォンの美少女育成ゲーム「アイドルプラス」の内に登場するデジタルアイドルのアカネに夢中です。

そんなある日、クラスメイトである杏子（逢沢りな）から相談をもちかけられます。

「アイドルプラス」はゲームの点数が0になることでプレイヤーが死ぬという噂が広まっていたのです。

アイドル好きのオタク男子を演じる志尊さんは、これまでとことん前向きだったり、チャラい役が多かったので、オタクという役が今までにない役柄でした。

しかしオーラ0でしっかりオタクになりきってましたよ。共演の逢沢りなさんとは、実は戦隊ヒーローつながりの共演です。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

先輩と彼女

原作は全2巻で100万部を超える伝説の超ヒットラブストーリーで、片想い女子の永遠のバイブルが待望の映画化となりました。

都築りか（芳根京子）は高校1年生で、高校に入学したばかりの昼食時に、先輩の男子生徒たちから現代文化調査研究部に勧誘されます。

「甘い恋をすること」を求めており、軽い気持ちで入部したりかですが、勧誘時から好印象だった美野原圭吾（志尊淳）のことが次第に気になっていくのです。

しかし、圭吾には2年前から想いを寄せる女性がいます。

この映画は、プロデューサーが志尊淳主演映画として原作者の南波あつこに半年以上も交渉をし続けていたそうです。

南波が『烈車戦隊トッキュウジャー』での志尊の演技を評価したこともありオファーを快諾して、映画化が決定しました。

確かにハマり役で、プロデューサーや原作者が志尊淳でなければ、と思ったのは納得の作品です。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

帝一の國

昭和時代に、赤場帝一（菅田将暉）は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のをもち、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生たちが通うといわれる、日本一の超名門海帝高校の生徒会長になることを決心したのです。

政財界に強力なコネを持ち、海帝高校で生徒会長を務めた者には、将来の内閣入りが確約されています。

志尊さんが演じる榊原 光明（さかきばら こうめい）は、赤場帝一の親友であり、帝一のこれからの行動についてさまざまなアドバイスを送るような役割の人物です。

帝一の國には、大鷹 弾役で竹内涼真さんも出演しています。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

走れ！T校バスケット部

松崎洋による同名小説を実写映画化。

弱小バスケットボールチームの成長を通して高校生の悩みや友情、家族の思いを描いた青春スポーツ映画です。

中学時代にバスケットボール部のキャプテンをしていた田所陽一（志尊淳）は、強豪の白瑞高校に特待生として入学するが、部内での激しいイジメに遭い自主退学してしまいます。

編入先の多田野高校で弱小バスケ部から勝負を挑まれ、勝負に負けた田所は入部することになります。

志尊さん演じる田所陽一は、名門校のポイントガード兼シューティングガードの元エースでしたが、イジメによって大好きなバスケを一度はあきらめるが、新たな仲間が後を押し、再び夢を仲間たちと追い始めるのです。

志尊さんは、バスケ未経験で挑戦するため、バスケ元日本代表の半田圭史氏から約3か月間におよぶ特訓を受け、役作りに臨みました。

走れ!T校バスケット部には、陽一の父親役に椎名桔平さん、佐藤準役に竹内涼真さんが出演しています。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

その他の出演作品

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

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※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

※配信状況は2020年4月14日（火）時点のものです。

まとめ

志尊さんは戦隊ヒーローである『烈車戦隊トッキュウジャー』の主人公、ライト / トッキュウ1号を演じたことが転機となり、プロデューサーや原作者などからの評価が高まりオファーが増えました。

時には、女子っぽい男子生徒やホストなど難しいと思われる役に挑戦しているのですが、すべてにおいて完璧に演じ切っているのです。

志尊淳さんの親族には、嵐の『ハダシの未来』などを作詞・作曲しているミュージシャンの宮崎歩（叔父）をはじめ、祖父は作曲家の宮崎尚志、祖母はNHK『おかあさんといっしょ』の2代目うたのおねえさんの中野慶子という芸能一家だったのです。

芸能一家でありながらも、志尊さん本人は公にせず地道に実績を積み上げ、今の地位を築き上げました。

前向きで明るい雰囲気は受け入れられやすいためか、数々のCMにも出演しています。

これまでもさまざまな役を演じてきましたが、本格的な悪役などまだまだ見てみたい演技がたくさんあります。

これからの出演作ではどのような演技を見せてくれるのか、楽しみにしましょう。