近年の映画やドラマのキャスティングで見ない日はないと思うくらい大活躍の高橋一生さん。

ここ数年急に活躍したようなイメージがありますが、実は今年で芸歴30年という、大ベテランなのです。

20年前の作品『池袋ウエストゲートパーク』にも出演しているというのが驚きですね。

穏やかな顔だちからいい人役が多いように思われますが、実は狂気じみた役や、何を考えているかわからないような難しい役もこなしているのです。

普段はやさしい物腰で、バラエティにもたくさん出演される高橋さんが今まで出演してきた作品を紹介します。

高橋一生の経歴

これまで数々の作品に出演しているので、作品を絞るのがとても難しい高橋一生さん。

転機となったであろう作品を中心に、高橋さんの経歴を紹介しましょう。

・1990年：映画『ほしをつぐもの』でデビュー

・1995年：スタジオジブリ作品『耳をすませば』で主演の相手役である天沢聖司の声を演じる

・2018年：大河ドラマ『おんな城主　直虎』で小野但馬守政次役を演じ、エランドール賞新人賞など数々の賞を受賞、世の中では”政次ロス”が巻き起こる

・2019年：ドラマ『凪のお暇』で我聞慎二役を演じ、モラハラ男を熱演、第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞する

・2020年：『竜の道　二つの顔の復讐者』に出演、整形した玉木宏（主演）の双子の弟役を演じる

高橋さんは『僕らは奇跡でできている』『みかづき』『東京独身男子』と3期連続でゴールデンタイムドラマの主演を務めています。

映画でも主演はもちろんのこと、主演女優さんの相手役、ドラマのキーパーソンとなる重要な役どころが多いイメージです。

『3月のライオン』では主人公のことを見守る素敵な先生役を演じています。

作品を通した重要な役ではないかもしれませんが、主人公を形成するためには重要な役割を担っている役どころです。

そして『嘘を愛する女』『ロマンスドール』などで、濃厚なラブシーンを演じることも多いのです。

いい人役から色気がある謎の男まで演じてしまう高橋さんは、新たなカメレオン俳優なのかもしれません。

代表的な出演作品

主役級の作品を挙げるだけでも多数ある高橋さん。

その中でも高橋さんの魅力がわかる作品を紹介します。

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斎藤工が監督を務め、放送作家であるはしもとこうじの実話を元に作られた作品です。
高橋さんは主役のコウジを演じています。

突然失踪し、13年後に亡くなったことがわかった父親について調べるコウジ。
父親に対して揺れる気持ちがありつつ、失踪していた13年間を知ることで父親の真実を知るという、繊細な心の動きを高橋さんはうまく演じています。

斎藤工監督は「セリフを丸覚えせず、俳優がなりきって出てきたセリフをしゃべってほしい」と伝えていたそうです。
高橋さんの心からの叫びのようなものが胸に響く作品です。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

億男

借金まみれの一男（佐藤健）が3億円の宝くじに当選し、本当に幸せになれるか事業に成功した億万長者の同級生である九十九（高橋一生）に相談します。
しかし酔いつぶれた間に九十九に3億円を持ち逃げされた一男は、九十九と関係のあった”億男”たちに翻弄されていきます。

お金を持ち逃げして、お金にまみれている姿が、普段の高橋さんのイメージとはだいぶ違います。
でもそのギャップが「悪い人はこうやって近づいてくるんだよね」ということをリアルに感じてしまいます。

高橋さんが本当に悪人なのか、どうしてこんな行動をしたのか。
一男と一緒に考えながら見ることができ、最後は感動の結末を迎えることができる作品です。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

ロマンスドール

高橋一生さん演じる哲夫はラブドールを作成する職人で、型を取らせてもらうことで出会った園子（蒼井優）に一目ぼれをし、やがて結婚します。
しかし哲夫はラブドールを作っていることを妻に打ち明けることができず、やがて不倫をしてしまいますが、それによって園子が秘密を持っていることに気がつくのです。

とにかくこの作品は濡れ場が多いこともあり、色気がダダ漏れの高橋さんを堪能することができます。
本当は恥ずかしそうに撮影していたらしいですが、映像からはそんなことは微塵も感じることができません。

大人の高橋一生を楽しみたいならぜひ見ておきたい作品です。

※配信状況は2020年3月30日（月）時点のものです。

僕らは奇跡でできている

変わり者の生物学者である相河一輝（高橋一生）は、大好きな生物のことになると周りが見えなくなってしまいます。
言いたいことを言ってしまうところもあり、周りは混乱するのですが、次第に一輝に影響されていくのです。

歯の治療に訪れた際に出会ったエリート歯科医の育美（榮倉奈々）も、アイペースな一輝に振り回されてしまう1人。
しかし一輝に言われたことをきっかけに、実は”こじらせ女子”であることがわかってくるのです。

ふんわりした雰囲気は普段の高橋さんそのままなのですが、一度しゃべりだすと本当に変わり者に思えてしまいます。
一見嫌われてしまいそうな言動なのですが、周りが巻き込まれていくのが不思議に思わない自然さは、高橋さんの演技力からくるものなのでしょう。

淡々と話が進むのですが、なぜか心が揺さぶられてしまう。
高橋さんの演技力の高さを感じられずにいられない作品です。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

東京独身男子

あえて結婚しない男子＝”AK男子”の石橋太郎（高橋一生）、三好玲也（斎藤工）、岩倉和彦（滝藤賢一）。
それぞれに起こる出来事によって、強く結婚を意識するようになりますが、その先に待ち受けるのは”難婚ワールド”だったのです！

高橋さん演じる石橋はお金に堅実で、ハイスペックで仕事ができるけど恋愛に関しては余計なことを言ってしまいます。
実際、高橋さんもモテそうなのに結婚していないので、思わず重ねて見てしまいます。

本当にこのまま結婚しないのか？という展開にもドキドキしますが、アラフォー男子3人の恋にもドキドキしてしまいます。
高橋さんがとてもイケメンに見えてしまうドラマですよ。

※配信状況は2020年4月1日（水）時点のものです。

その他の出演作品

どんな役でもハマり役に思えてしまう高橋さん。

一部ではありますが、動画配信されている作品を紹介します。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

※配信状況は2020年4月3日（金）時点のものです。

※配信状況は2020年3月31日（火）時点のものです。

※配信状況は2020年3月30日（月）時点のものです。

※配信状況は2020年3月30日（月）時点のものです。

※配信状況は2020年3月30日（月）時点のものです。

※配信状況は2020年3月30日（月）時点のものです。

まとめ

とても穏やかで、柔和な笑顔を見せる高橋一生さんですが、実はとても苦労人です。

実母は3度結婚をし、父親の違う年の離れた弟が4人おり、弟たちのおむつ替えも高橋さんがやっていたとのこと。

兄弟は皆、高橋さんのことを慕っていて、父親代わりとなっていたようです。

あまり自分のことを語らない高橋さんですが、三男のミュージシャン・安部勇磨が取材に対して答えてくれています。

小さいころから芸能活動をしつつ、家庭のことも守っていた高橋さん。

そのいろいろな経験が、どんな役にも対応できる適応力になったのかもしれませんね。

これからも映画やドラマに欠かせない俳優さんになることは間違いないでしょう。

高橋さんが今度はどんな役を演じてくれるか楽しみですね！

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