日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した鈴鹿央士(すずかおうじ)ですが、どんな俳優さんかピンときていない人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、俳優デビューは2019年なのです。
しかしそのルックスと演技力で、重要な役どころでの起用となっています。
これからの活躍が間違いないと思われる、鈴鹿央士さんを紹介しましょう。
鈴鹿央士の略歴
2019年俳優デビューなので、さほど出演作品が多いわけではありません。
しかしワンシーンしか映らないといったわけではなく、ちゃんとセリフも役名もある、重要な役が多いのです。
どのような経緯で芸能界に入ったのでしょうか?
・2018年「第33回 MEN’S NON-NO 専属モデルオーディション」にてグランプリを獲得。
・2019年連続テレビ小説『なつぞら』にて広瀬すず演じるなつの後輩社員役で出演。
・2019年映画『蜜蜂と遠雷』にて風間塵を好演し、第44回報知映画賞、第43回日本アカデミー賞などの新人俳優賞を総なめにする。
・2019年『おっさんずラブ-in the sky-』にて安田顕演じる四宮の後輩エンジニア役で出演。
・2019年映画『決算!忠臣蔵』にて矢頭右衛門七役で出演し、第93回 キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞。
2019年の後半だけで、これだけの作品に出演しているということに驚きますね。
鈴鹿さんが芸能界に入るきっかけになったのが、また運命的なんです!
当時通っている高校で『先生!、、、好きになってもいいですか?』の撮影をしており、鈴鹿さんはエキストラで参加。
そのとき出演者の広瀬すずさんが「背が高くて顔がちっちゃくてかわいい子がいる」とマネージャーに話し、マネージャーが鈴鹿さんに芸能界入りを打診したのだそうです。
よって芸名も「すず」が入る名前にしたとのこと。
広瀬すずさんもデビューから瞬く間にスターになりましたが、すずさんに見初められた鈴鹿さんの活躍ぶりもすごいですよね。
代表的な出演作品
出演作品は少ないのですが、その中でも特に話題になっている作品を紹介しましょう。
なつぞら(2019)
北海道で育った少女がアニメーターを目指して上京し、奮闘しながら成長していく姿を追ったストーリー。
同僚だった麻子(貫地谷しほり)が立ち上げたアニメ制作会社へなつが移籍し、そこに入ってきた制作進行の新人、町田を鈴鹿さんは演じています。
デビューのきっかけを作ってくれた人といきなり共演できるというのがすごいですね。
しかも広瀬すずさんからは「自然とセリフが出てすごい」「朝ドラを楽しんでる」と絶賛されています。
とてもデビュー作品とは思えない堂々とした演技は必見ですね!
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蜜蜂と遠雷(2019年)
4人の若きピアニストが登竜門であるコンクールに出場し、しのぎを削り合うというストーリー。
鈴鹿さんは4人のピアニストのうち、知られていない天才ピアニストである風間塵を演じました。
風間さんの公式プロフィールには趣味の中にピアノも含まれています。
実際のピアノ演奏シーンは別の方に差し替えられたようですが、奔放かつ破壊的と表される演奏を自分のものにしているような演技はすばらしいです。
この作品で新人賞を総なめにしていることからも、演技力が高く評価されたことがわかります。
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おっさんずラブ-in the sky-(2019年)
おっさんがおっさんに恋をするという、ありえないシチュエーションながら前作は大ヒット、劇場版も制作された大人気ドラマの続編です。
舞台を航空会社に移し、男同士が愛を伝え合う内容はそのまま。
整備士の四宮(戸次重幸)の後輩整備士である道端寛太を鈴鹿さんは演じています。
“子犬のように四宮に懐いている”と紹介されていますが、鈴鹿さんの愛くるしい外見がその設定にぴったり当てはまっています。
おっさんたちの暑苦しい愛の中で、清涼剤のような爽やかさを吹き込んでくれる鈴鹿さんは、癒しの存在でもあります。
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演技力も太鼓判!今後の出演作品に期待大!
デビューのきっかけが広瀬すずさんに見初められたことであり、そのことばかりが独り歩きしていた印象の鈴鹿さん。
しかし『蜜蜂と遠雷』の出演をきっかけに、その演技力の高さで一気に演技派俳優としての注目が集まりました。
ルックスも高身長(178cm)で小顔、その上かわいらしい顔だちなので、女性ファンが増えることは必至です。
映画関係の各賞を総なめにしたことからも、業界内で注目株であることがうかがえます。
鈴鹿さんがこれからどんな役にチャレンジしていくのか、期待したいですね!
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